忍 SHINOBI

最高でした。切ないけど、何だか晴れ晴れした気分になれました。
元々は完全にノーマーク・ノーガードでしたが、僕は完璧にやられました。


ネタバレするかもなのでご注意を!



自分の中で想像していたストーリーとは、遠からず近からずといった感じでしたが、
想像以上の感動を僕にくれました。


もっと忍者映画しているのかと思ったらそうでもないし、朧(仲間由紀恵)と弦之介(オダギリジョー
の恋愛を深く描いているのかと思ったらそうでもない。
それでも、忍とは何ぞやとか朧と弦之介の思いは伝わってきたし、迫力のあるカメラワーク、
壮大なスケールの自然がより一層ストーリーを盛り上げていました。
伊勢松阪とか三河渥美とかいう地名がでてきた時に、すこしニヤッとしてしまったことは秘密です(何


それにしても、弦之介が体を張って甲賀と伊賀の争いを止め、朧が弦之介に2つの里の未来のことを託され、
大御所に直訴している時のあの朧の健気さに思わず涙してしまいました。もうねすっごく切なくなっちゃいました。


もし僕が監督だったら、ありきたりかもしれませんが、二人が生まれ変わり現代で再会。
そして幸せになるというシナリオにしたと思います。そしてその場面に、浜崎あゆみ「HEAVEN」を
流したでしょう。
別に作品を批判するということではなく、自分的にはこういうエンディングだったらなあというだけですよ。


切ない内容であるにもかかわらず、見終わった後にさわやかさが残るとても良い映画でした。
おすすめの一作です!